Café&Connect

江戸時代から続く老舗と近代的な商業ビルといった新旧入り混じる日本橋エリアにあり、オフィスワーカーだけでなく外国人旅行者の利用も多い「Café & Connect」。店長・久保田さんにご協力をいただき、実用例をもとに「EAT東京」の活用方法についてご紹介します。

目次

1. 店舗の抱える課題と「EAT東京」の評価ポイント

■店舗の抱える課題
①外国人のお客様への知名度アップのために店舗やメニューを多言語で展開しているサイトに掲載したい。
②サイト掲載により、より多くの外国人のお客様にご利用いただきたい。

■「EAT東京」の評価ポイント
①多言語メニュー作成だけでなくPRとして無料でサイト掲載ができる。
②フォーマットに沿って入力するだけで、直感的な操作で多言語メニューが作成できる。
③使用食材のピクトやコミュニケーションシートなど無料で使用できるサービスが豊富。

2. 「EAT東京」を使い始めたきっかけ

■「EAT東京」を利用するようになったきっかけは何ですか?
そろそろインバウンドを強化していきたいと考えており、多言語メニューの作成というよりは、外国人集客の一環としてさまざまな店舗や商品を多言語で展開しているサイトやプラットフォームを探していました。Webでいろいろと検索をしたときに「EAT東京」を見つけ、無料で「外国語メニューがある飲食店検索サイト」に掲載できるということが魅力に感じて使用を始めました。日本語だけでなく多言語で掲載できるサイトやプラットフォームはなかなかないので、ありがたいですね。

3. 「EAT東京」の多言語メニュー作成機能について

■多言語メニューをどのように活用していますか?
EAT東京で作成した多言語メニューを印刷し、店舗での導入を試みましたが、各メニューの画像やスペースの表示割合が大きくページ数が多くなってしまい、カウンターで注文するという当店のシステムには合わず現物の使用は断念しました。 テーブル注文でゆっくりとメニューを検討するというスタイルのお店であれば有効活用できると思います。
現在はEAT東京にてメニュー名を翻訳し、読み手に伝わりやすくなっているか確認、一部修正を加えて1枚のメニューにまとめて運用しています。
店舗入口横にあるモニタにメニューを表示させているのですが、外国人の方が翻訳サービスを利用してメニューを確認していることがあるんです。ですから、今後はEAT東京のメニューページに誘導するQRコードを表示し、サイト上で確認いただけるようにしたいと考えています。

■多言語メニューを作成する際、工夫したことはありますか?
当店はカフェがメインなので、特に難しいメニューはありません。ただ、ドリンクのバリエーションが多く、オリジナルメニューもあります。そのため私が帰国子女なこともあり、英語については翻訳したときにお客様にきちんと伝わるかどうかは入念にチェックしました。そして、最も伝わりやすい名称や表現になるように心掛けました。

4. 「EAT東京」のメリット

■「EAT東京」を利用してみて感じたことは?
当店の親会社がIT系でWebでの操作に慣れていることもあり、フォーマットに沿って入力をしていくだけで簡単に多言語メニューが作成でき、さらに後から自分で適宜修正を入れられるのは非常に便利だと感じました。レイアウトやデザインにもこだわることができ、これが無料で利用できるというのはとても良いと思います。
ただ、オリジナルメニュー作成の場合、自分で作成したうえで、さらに自分で単語を調べる必要があるので、このあたりを改善いただくと、より使いやすくなるのではないかと感じました。

■従業員の業務において何か影響はありましたか?
多言語メニューを使用することでお客様へのご案内が簡単になりました。私以外の従業員がみんな英語を話せるというわけではないので、注文時の負担が軽くなるということは大きかったです。指差し確認としても活用でき、お会計金額やお釣りをわかりやすく提示するといった、お客様が感じるであろう不安を少しでも取り除くなど、接客面を気遣うことができると思います。

5. 「EAT東京」の飲食店検索サイトへの掲載について

■「EAT東京」には多言語メニューの作成サービス以外にも、『外国語メニューがある飲食店検索サイトへの掲載』がありますが、掲載してみていかがですか?
外国人利用者の集客に寄与できているのではないかと思います。
もともと、多言語メニューを作成することよりもサイトへの掲載をすることを目的としていましたので、サイトの利用者がこれからもっと増えていき、自然に当店の知名度アップにつながることを期待しています。

6. インバウンド対応について

■外国人旅行者に対して心がけていることはありますか?
当店はモーニングで利用される方も多く、また滞在中は何度も来ていただくリピーターの方もいらっしゃいます。朝食を食べながらその日の予定を確認したり、どこへ行こうか観光地を探したりしているときには、なるべくご案内するなど、日本での滞在を少しでも快適に楽しく過ごしていただけるように心掛けています。外国人の方が求めているのは、ガイドブックに載っていないような地元の人がおすすめするお店なので、自分自身もアンテナを張って、いろいろな情報をキャッチするようにしています。
また、これは外国人のお客様に限ったことではありませんが、ご注文時やお会計の際に決して急かすような雰囲気や態度は出さず、お客様のタイミングに寄り添うようにしています。

7. 編集部より

観光だけでなく仕事で来ている外国人のお客様の利用も多い「Café & Connect」は、多言語メニューの作成ではなく、利用者の集客やお店の認知度アップを目的としていて、多言語で掲載できる「EAT東京」はまさに目的達成に合ったサービスでした。今後サイトの利用者が増えることによって、その効果が大きくなることが期待できます。
また、取材時にリピーターのお客様が来店して寛いている姿が見られ、これも、日本滞在を楽しんでもらいたいと積極的にコミュニケーションを取っている結果なのだと感じました。
英語が話せないと外国人のお客様とコミュニケーションを取るのは難しいと感じるかもしれませんが、皆さまもEAT東京のコミュニケーションシートを活用するなど、できることから始めてみてはいかがでしょうか?

8. 紹介店舗詳細

【取材先プロフィール】
屋号:Café & Connect
住所:東京都中央区日本橋本町3-1-8 岡常ビル1F
店舗詳細:https://www.menu-tokyo.jp/search/detail.php?shop_id=2300139